コンピューター100%

安定性を上げる

 Windowsがフリーズしたり、使っているソフトが強制終了したりしてせっかく作ったデータを失うとつらいですね。
 突然マウスが動かなくなり、キーボードからの入力も受け付けないとなるとリセットするしかありません。
 また、ソフトを使っている最中にエラーメッセージが出て突然ソフトが終了してしまう。保存するひまなどありません。
 長い時間をかけて作ったのに、一回も保存してないとなるとそれは悲劇です。事態が起こった直後は事情が飲み込めずに、終了してしまったソフトを再起動して残ってないかなど確かめるのですが、自動保存機能がない場合は戻ってくる術はありません。
 すべてを悟った瞬間の反応はそれぞれです。急いで同じものを作り直す人、あきらめきれずに右往左往する人、悪態をついてあきらめる人・・・。
 フリーズや強制終了を完全に防ぐ手段は今のところないのですが、起きにくくする方法は存在します。
 Windowsに安定性を求めることは不可能ではないのです。

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  • パソコン本体・ハードウェア

  •  安定性はハードによっても大きく左右されます。
     一般的にパソコンの性能が高ければ高いほど安定性も向上します。

     影響する性能はCPUの速度、メモリの搭載量などですが、CPUを最速のものに、メモリを限界まで積めばそれでいいかというと、そうでもありません。
     CPUとマザーボード(CPUやメモリなどパソコンを構成するものの基盤です)、メモリやハードディスク、光学ドライブ類のバランスが取れていることも重要ですし、構成がシンプル(低性能という意味ではなく)なほど安定します。 
     また、それぞれの部品の相性というものがあり、同じ部分に使える同じ働きをする部品なのに、製品によって合う合わないがある場合があります。

     また、パソコンのパーツには精密部品が多いので完全な不良とまではいかなくても時々正常に動作しないということがあり、それも不安定さにつながります。
     他にも取り付けミスや移動中の振動によって接触不良になると、不安定になることがあります。
     
     対策としてはメーカー製のパソコンなら相性のテストは入念に行っているでしょうし、バランスもしっかり設計されていると思ってよいと思います。
     ただし、メーカー製パソコンがすべて安心だとは限らないので、周りにいるパソコンを使っている人に、そのメーカーのパソコンの安定性はどうか、聞いてみるといいかもしれません。
     また、メーカー製パソコンは独自の機能を組み込んでいたり、たくさんのソフトをインストールしてあるので決してシンプルとは言えず、そのため一概に「メーカー製パソコンなら安定している」とは言えません。

     一方、パソコンをパーツを買ってきて自分で組み合わせる自作パソコンの場合には、パーツ同士の相性問題が生じる場合があります。
     こればかりは組み立てて動かしてみないとわからないので難しいのですが、人気のあるパーツを使ったり、雑誌や本などで紹介されている組み合わせで作るということである程度は解決できます。
     また、同じメーカーの物でそろえることで余計なトラブルを防げます。LANカードとハブやCD-RドライブとCD-Rメディアなどです。
     さらに、パーツショップによっては相性保証ということで、ある程度の金額を上乗せして購入することで相性が悪かった場合に返品・交換することのできるサービスを行っている場合があるので、それを利用するのもひとつの手です。
     特にメモリはデータを正しく保持できない不良品が多く、DDR SDRAMのバルク品だとメーカー保証がない上、半数が正常に動作しないという報告もあります。保証のない上、かなり多くの不良品が出回っていることを考えると、バルク品とリテール品ではバルク品のほうが安いのでそちらに手を伸ばしてしまいがちですが、安定性を求めるならリテール品、ということです。
     多少出資してでも、返品できるリテール品を買うメリットはバルクを買って賭けに出るより大きいでしょう。
     うまくパーツを選べば自作パソコンはシンプルな分、メーカー製パソコンより安定したパソコンを作ることができます。

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  • OS・ソフトウェア

  •  OSといってもWindows,Mac OS,Linuxなど様々です。
     私はMacはあまり使ったことないのでわかりませんし、Linuxは非常に安定していてそれが特徴でもあるのですが、今の状況で一般ユーザーになじんでいるかというとそこまで普及していないので、使われることの多いWindowsを扱おうと思います。  まず、Windowsのバージョンによって安定性はかなり違ってきます。
     Windows95,98SE,MeのWindows9x系と、Windows2000,WindowsXPのWindowsNT系ではWindowsNT系のほうが安定しています。  その理由は内部設計が大幅に違うためです。
     違う部分のひとつにリソースの管理方法があります。
     リソースとはメモリ容量やディスク容量とは異なる資源で、パソコンの性能にかかわらず一定で、何かしらの動作をすると消費されていきます。
     消費されたりソースは動作が終わると開放されて元に戻ります。
     具体的にはソフトのウィンドウを開いたり、メニューを表示したり、グラフィックの描写を行ったときになります。
     このリソースが不足するとフリーズなどの不安定要因となります。
     リソースが不足した場合には再起動しか解決方法はありません。
     
     そのリソースの開放が、Windows9x系ではうまくいかないことが多いので、アプリケーションを終了させても、それが使っていた分がそのまま戻って来なく、繰り返すうちにリソース不足に陥ることがあります。
     Windows98SEでリソースの量を見るにはWindowsに付属する「リソースメーター」というソフトを使います。
     [スタート]メニュー-[プログラム]-[アクセサリ]-[システムツール]-[リソースメーター]で起動します。
     リソースメータ自身もリソースを使用するというメッセージが表示されるので、[OK]をクリックすると、タスクトレイにリソースメータが表示されます。詳しい数字を見るためにはアイコンをダブルクリックします。
     
     一方、WindowsXPなどではリソースの管理方法が改善されたのでリソースがほぼ確実に開放され、リソース不足に陥ることはあまりなくなりました。
     
     どちらにしてもソフトの起動によって消費されたリソースはそのソフトを終了しないまま開いておくなら、開放されませんので、そのまま他のソフトを起動すればどんどんリソースは減っていくことになります。
     また、ウインドウを開きすぎないことはメモリの節約にもつながります。
     メモリが少なくなってくるとWindowsはハードディスクをメモリの代わりとして使用し始めます。
     このハードディスクを使った仮想メモリはアクセスが遅いので処理速度の低下につながりますし、その分安定性も落ちてしまいます。
     ですからあまりにも多い数のウインドウを開かないことが安定性の向上につながります。
     とはいっても私自身、友人などにディスプレイを覗かれて「多っ!」と驚かれることが数知れないほどウインドウを開いて閉じない習性の持ち主ですのであまり説得力ありませんね。
     
     またソフトやWindowsのアップデートも有効です。
     メーカーのサイトに行けば不具合を修正するためのパッチと呼ばれるソフトがあるのでそれをダウンロードして実行します。
     Windows本体のアップデートならMicrosoftのサイトに行けばほとんど自動で行えます。

     さらにこれはハードウェアとの関係もあるのですが周辺機器を使おうとした場合にフリーズすることもあります。
     周辺機器同士の相性の問題ですと、同じような機器を複数取り付けていたりすると起こる場合があります。
     また、ドライバがOSに合ってない場合もあるので、メーカーのホームページなどから最新版のドライバをダウンロードしてきて、それを使うといいかもしれません。
     他には使おうとした周辺機器の故障も考えられるので、そのような場合には修理に出すか買い換えるか使うのを止めるかしなければなりません。

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