コンピューター100%

一緒に取ろう!初級シスアド

このページは2004年春に初級シスアドの取得を目指している私がシスアドの情報提供・交換を目的として設置したページです。同じようにシスアドを取ろうと思っている方々、ぜひご参加ください。
また、メールマガジン 一緒に取ろう!初級シスアドでは初級シスアドの内容や覚えやすく理解しやすくするポイントなどをメルマガで配信しています。ここで取り上げている内容プラス、厳選した演習問題と解説もメールマガジンでは読むことができます。
目次(ページ内リンク)
  1. シスアド受験ガイド
  2. パーソナルコンピュータ
  3. 情報システムの構築支援
  4. 表計算とデータベース
  5. ネットワーク技術
  6. システムの運用と整備
  7. 業務と業務改善
  8. 企業システムと会計
  9. 午後対策
  10. 質問・情報交換掲示板
  11. ぼやき
  12. 関連書籍
 シスアドは情報システムの利用者の立場からEUC(エンドユーザコンピューティング)推進に従事する人を対象にした試験です。
 受験資格に制限はなく、誰でも受験できます。
 求められる技術水準は次のとおりです。
 1.仕事の進め方を把握し改善策を考えるためのシステム思考能力、それを支えるDFD,ワークフローなどの手法やコンピュータの活用法に関する知識を有する。
 2.情報システムの開発・利用について、ヒューマンインタフェース設計、テストおよびシステム運用に関する知識・技能を有する。
 3.パソコンやネットワークに関する知識・技能を有する。
 4.業務において表計算ソフトやデータベースなどのツールを操作・活用できる。
 5.パソコン導入・運用・管理における実務的な知識・技能を有する。
 6.パソコンの様々な使い方やパソコン利用環境・オフィス環境に関する知識を有する。
 7.情報化推進のための話し方、文書の書き方、ビジュアル表現に関する知識を有する。
 以上の知識・技能を今もっていなくても恐れることはありません。これから学んでいけばいいのですから。

 試験日は2004年4月18日です。例年よりちょっと早いですね。
 願書受付は郵便局窓口での受付が2/6(金)の受付印有効で、インターネットからは2/12(木)午後6時までとなっています。忘れないようにしましょう。受験料5,100円を用意しておくのも忘れずに。
 願書は情報処理技術者試験を扱った受験情報誌の付録を利用しましょう。

 試験は午前と午後の部に分かれています。
 午前の部が9:30〜12:00の2時間30分、午後の部が13:00〜15:30分の同じく2時間30分です。  また、それぞれに特徴があります。
 どちらともマーク式の選択問題です。筆記問題はありません。
 問題数は午前80問、午後は7問となっています。午前は知識を問う問題が多いですが、午後は長問で考える必要があります。
 なお、合格発表は5月下旬となっています。
 
 連絡先
 〒105-0001
 東京都港区虎ノ門1−16−4 アーバン虎ノ門ビル8階
 財団法人 日本情報処理研究会 情報処理技術者試験センター
 http://www.jitec.jp/
※内容はインプレス刊「徹底攻略 初級システムアドミニストレータ試験」に準拠しています。
  1. コンピュータの構成

  2. 「デスクトップコンピュータ」「ノート型コンピューター」というのはパソコンを形状から分類したもの。
    構成する装置は制御装置、演算装置、記憶装置、入力装置、出力装置に分けられる。

  3. 情報量と単位

  4. 70x10-932x106
    20x10-31.5x109
    70ナノ(n)32メガ(M)
    20ミリ(m)1.5ギガ(G)
    nビットの情報量は2のn乗通りある。また、1バイトは8ビット。
    大きな数や小さな数を表すときに3桁ごとに接頭語と呼ばれるものをつけて表すことが多い。
    12963-3-6-9-12
    T(テラ)G(ギガ)M(メガ)K(キロ)m(ミリ)μ(マイクロ)n(ナノ)p(ピコ)

  5. CPUとクロック周波数

  6. クロック周波数があがるとパソコンの命令実行速度が向上し、処理速度が上がる。
    その他の処理速度向上法については処理速度を上げる方法をご覧ください。
    200MHzで動作し、1命令を平均0.8クロックで実行できるCPUは、1秒間に何万命令実行できるか。
    --- 200000000 / 0.8 = 250000000 = 25,000万命令
    CPUは32ビットが主流。(パソコン)クロック周波数は命令実行のタイミングを示し、高いほど実行速度が速くなる。また、クロック周波数が同じでもCPUの種類が違えば性能は変わってくる。

  7. 主記憶装置とキャッシュメモリ

  8. レジスタ<1次キャッシュメモリ<2次キャッシュメモリ<主記憶<補助記憶
    の順にアクセス速度は速くなる。記憶容量は速い分小さい。
    メモリにはRAMとROMに分けられる。
    RAMは通電されているときだけ記憶が保たれ、ROMは通電していなくても記憶が保たれる。
    RAMにはDRAMとSRAMがあり、前者は大容量低価格でメインメモリに、後者は高速少量でキャッシュに使われる。
    仮想メモリは主記憶の容量不足を補うためハードディスクに退避させる技術。スワップメモリともいう。

  9. 磁気ディスク

  10. 次のハードディスクの読み書き速度(M/秒)を求めよ。
    容量10G
    回転数7,200rpm
    トラックの記録密度180セクタ/トラック
    セクタ長512バイト/セクタ
    1トラック辺りの容量=512x180=92,160バイト
    1秒の回転数に換算 7,200/60=120(回転数/秒)
    1秒で120トラック読み書きできると考えるので、92,160x120=11,059,200(バイト/秒)
    Mに換算 11,059,200/106=11.1(MB/秒)

    1つのデータを連続した領域に置くのがいい理由は、磁気ヘッドのシーク時間が減るため。
    視覚的にご覧になりたい方は処理速度を上げる方法をご覧ください。
    ハードディスクのアクセス時間は目的のトラックに移動するシーク時間、目的のセクタが来るのを待つサーチ時間、データを読み出すデータ転送時間の合計。
    磁気ヘッドと磁性面の間は0.1ミクロン程度はなれていて、接触せずに読み書きしているので磨耗はしない。 そのため振動に弱い。
    フロッピーディスクには3.5inch,5inchなどのサイズがあり、2DD,2HDなどの種類にも分けられる。
    通常使われるのは3.5inch,2HDで1.44MBの容量を持つ。プラスチックに磁性体がぬってあり、ジャケットに包まれているが、経験上信頼性にかける。

  11. 光ディスク

  12. CD-R(CD-Recordable)は記録層の色素を変色させてレーザーの反射率を変化させる。ピットと呼ばれる穴をあけるのではないことに注意。
    CD-RW(CD-ReWritable)は結晶/非結晶の状態を変えて記録する。
    DVD
    方式名称容量書き込み回数
    再生専用DVD-ROM4.7GB,8.5GB-
    追記DVD-R4.7GB1
    書き換えDVD-RAM4.7GB約10万回
    DVD-RW4.7GB約1,000回
    CDの速度は150KB/Sを基準にn倍速として表す。
    DVDのn倍速の基準はまた違い、同じ倍速でもCDよりも速い。
    MO(光磁気ディスク)は磁気とレーザで書き込み、レーザで読み込む。

  13. ディスプレイとグラフィックス装置

  14. CRTディスプレイ
     ブラウン管を用いる方式。重く、場所を取るが安価で発色/応答性がいい。
    TFT液晶ディスプレイ
     高く・視野角が狭く・応答速度が遅いが場所を取らず消費電力が低い。
    もっと詳しい比較はCRTと液晶ディスプレイの違いって?を参照。
     解像度とは、画面に表示される画素数のことで、水平方向と垂直方向の画素数を掛けて表す。
    640 x 480VGA
    800 x 600SVGA
    1,024 x 768XGA
    1,280 x 1,024SXGA
    解像度と色数(ビット数で表す)で必要なビデオメモリの容量が決まる。
    解像度(水平方向×垂直方向×色数(ビット)÷8=必要なビデオメモリ数
    RGB
     ディスプレイの光の組み合わせ方法。赤/ミドリ/青をすべて合わせると白になる。
    CMYK
     印刷のときの色の作り方。シアン/マゼンタ/イエローをすべて合わせるとブラックになるが、ブラックは単独で持つ。

  15. プリンタ

  16. プリンタの種類
    インパクトプリンタインクリボンを叩いて写すタイプ
    インクジェットプリンタノズルからインクを吹き付けて印刷する
    レーザプリンタ静電気を起こしてトナーを吸着させる仕組み
    プロッタ縦横自在に動くペンを使い、CADの図面印刷などに使う。
    プリンタの解像度はdpi(dots per inch)で、1インチあたりの画素数を意味する。
    高いほど細かい印刷ができる。
    200dpiで9cm x 6cmの大きさに印刷する場合。
    大きさをインチに直す。1インチ=2.5cmとし、9/2.5=3.6inch,6/2.5=2.4inch
    200dpiとは、1インチあたり200ドットなので、
    3.6 x 200 = 720, 2.4 x 200 = 480
    720x480ピクセルの画像が必要。

    レーザプリンタに使われるページ記述言語にPostScriptなどがある。

  17. 入出力インタフェース

  18. RS-232CシリアルモデムやTA
    IEEE1284(セントロニクス)パラレルプリンタ
    SCSIパラレルハードディスク・MO・スキャナなど
    デイジーチェーンで数珠繋ぎにし、重複しないようIDを設定し、末端に派ターミネータを接続する。
    IDE(ATA)パラレル内蔵ハードディスク・CDドライブ。
    2台の内蔵ディスク装置を取り付けられるインタフェースを2系統搭載できるので計4台接続できる。
    最近ではより高速な(1.5Gbps)シリアルATAが主流。
    USB1.11.5Mbps〜12Mbpsマウス・キーボード・プリンタなど
    ハブを用いて最大127台までツリー接続ができる。
    USB2.0480Mbpsハードディスク・CD-R/RW・MOなど
    USB1.1の上位規格。USB1.1に接続しても使えるが、1.1の速度しか出ない。
    IEEE1394400Mbpsハードディスク・CD-R/RW・DVなど
    デイジーチェーンもしくはツリー接続で最大63台まで接続可能。パソコン以外にも利用されている。Macintoshでの呼び名は「FireWire」
    Bluetooth1MbpsPDA
    電波を使った無線通信につかう。無線LANとは関係なく、1対1の通信を行う。
    シリアルとパラレルでは1ビットづつ送り出すか、複数のビットを並列に送り出すかの違いがある。
    現在ではシリアル転送の方が速度が速い。
    USBとIEEE1394ではプラグアンドプレイと、ホットプラグに対応している。
    プラグアンドプレイ
     接続した機器の設定をしなくてもすぐに使えること
    ホットプラグ
     電源を切らなくてもコネクタの抜き差しができること。

  19. ソフトウェアの種類

  20. 応用ソフトウェア
    ミドルウェア
    基本ソフトウェア(OS)
    基本ソフトウェア(OS)の役割
     CPUの管理・システムの管理・ユーザインタフェースの提供・APIの提供
    ミドルウェアの役割
     基本ソフトウェアに含まれていない処理機能を応用ソフトウェアに提供する。例:DBMS,LAN制御など
    応用ソフトウェアの役割
     用途に応じて幅広く用意されている。特定の用途用に開発される個別応用ソフトウェアと、多目的に利用される共通応用ソフトウェアに分けられる。

  21. 文字コード

  22.  文字を表す数値のこと。  文字コードには様々な種類がある。
    ASCIIANSIの策定したコード。7ビットで英字・数字・記号を表す。
    JISJISが策定した日本語向けコード。
    シフトJISJISを基にコードを再配置した文字コード。(Shift-JIS)
    EUCUnixで多言語を扱えるようにしたコード。日本語用はEUC-JP。
    Unicode世界中の文字を統一的に2バイトで表す。
    機種依存文字
     JISで規定されていないOS独自の文字。OSによって同じコードでも違う文字が割り当てられているため作成したOSから別のOSに持っていくと文字化けが発生する。
    改行コード
    WindowsCR+LF
    MacCR
    UNIXLF
    MacではCR1文字で改行とみなされるが、WindowsではCRとLFがそろわないと改行とみなされないので、CRは単独の文字として表示される。結果としてMacで作成したテキストファイルをWindowsに持っていくと文字化けが起こる。  
  1. 情報システムの分類

  2. 集中型システム分散型システム
    ホストコンピューターに処理を集中させる。初期費用がかかり、拡張や変更も大変。処理を複数のサーバで行う。端末も一般的なパソコンを利用できる。ダウンサイジングの流れに沿ったものだが、保守や管理コストは集中型より高くなる。
    クライアントサーバシステム
     クライアントとサーバに分け、ユーザの操作により処理要求がサーバに送られ、サーバで処理したその結果がクライアントに返されてユーザへ表示する。
     ファイルサーバ、データベースサーバ、プリントサーバなど様々だが、1台にで動作させることも別のコンピュータにすることも可能。
     
    バッチ処理リアルタイム処理
    まとまったデータを一括して処理すること。
    例:給与計算
    随時入ってくる情報などを基に処理すること。
    例:銀行の入出金、列車の予約
    オンライン処理
     通信回線を経由してデータ処理を行う形態。

  3. 開発プロセスの種類

  4. ウォータフォールモデル
     各工程が完了するまで次の工程には行かず、後戻りはしない。
     コスト見積もりや管理がしやすいというメリットがあるが、初期の段階のミスでもテストまで判明しないデメリットがある。
    基本設計
    外部設計
    内部設計
    プログラム設計
    プログラミング
    テスト
    運用・保守
    プロトタイピング
     試作品を作り、反応を見ながら開発を進める。
    スパイラルモデル
     開発計画をらせん状に繰り返しながら、段階的に改良していき、各工程でリスクが最小になる方法を健闘しながら開発する。

  5. 入力設計

  6.  画面設計はユーザに情報を入力してもらう際にいかに負担を減らすかにかかってくるので重要。
     ミスへの配慮は必要不可欠。
     必要のない説明はうざったいもの。常時表示しておくよりもヘルプ機能をつけてみたいときに見る方法にした方がよい。
     エラーメッセージも親切に。単なるエラーメッセージではそっけなさ過ぎるので、解決策を示すのが重要。「未入力の項目があります。」、「氏名が入力されていません」、「氏名のご入力お願いします」どれがいいかは一目瞭然。
     決定や削除など大事な意味を持つ場面では確認メッセージも忘れずに。ユーザによっては押すとどうなるかよく考えずにとりあえず押してみようという人もいるからだ。
     GUI(グラフィカルユーザインタフェース)は様々なものがある。
    テキストボックス
    ラジオボタンmalefemale
    チェックボックスメールを希望
    リストボックス
    プルダウンメニュー
    ポップアップメニュー右クリックしてみてください。
    スクロールバーページの右側を見てください。
    ボタン

  7. コード設計

  8.  商品にコードをつけて管理することで、データの入力が効率化し、並べ替えや分類が行える。
     チェックディジットチェックといってコードに計算した値などの規則をつけることで入力ミスを防ぐことができる。例えば、各桁の合計を10で割り、そのあまりを最後に付加するなどの方法がある。
     バーコード
     コードを線の太さや間隔に置き換えて表したもので、バーコードリーダで読み取ることができる。
     日本ではJANコードと呼ばれるコードを利用しており、国番号、メーカーコード、商品コード、チェックディジットで構成されている。これによって売上管理に役立つ。
     2次元バーコード
     QRコードなど、縦横の面を使って情報を表現する方法。数字の7,000桁以上、漢字で1,800字程度までのデータの埋め込みが可能。携帯でも読み取れる機種が増えてきた。

  9. システムの設計技法

  10.  テストの流れ
    単体テスト
    結合テスト
    システムテスト
    承認テスト
    運用テスト
     結合テスト
    トップダウンテスト上位モジュールから下位モジュールへつなげていく。スタブという仮モジュールを使う。
    ボトムアップテスト下位モジュールから上位モジュールへつなげていく。ドライバという仮モジュールを使う。
    折衷テストボトムアップテストとトップダウンテストを平行して行う。
    ビッグバンテストすべてのモジュールを一斉に結合してテストを行う。
     システムテストの種類
    機能テスト要求仕様通りの機能があるか?
    性能テスト処理能力や応答時間は備わっているか?
    例外処理テスト想定していないデータを入れた場合の処理は?
    限界テストデータ件数の上限まで正しく処理できるか?
    負荷テスト処理要求を一度に与えても、処理しきれるか?
    操作性テスト操作性が効率的で、使い勝手がよいかどうか?
     承認テスト
     開発部門からユーザ部門に引き渡す際に行われるテスト。
     運用テスト
     実際に稼動するときと同じ条件でテストを行う。
     レグレッションテスト
     システムを修正した際に、ほかの部分に影響していないかのテスト。

  11. テストケースの作成

  12.  ホワイトボックステスト
     システムの内部仕様を用いてテストケースを作成する。条件判断ですべての命令を実行するようなテストをする。
     ブラックボックステスト
     システムの外部仕様を用いてテストケースを作成する。同値分割法や限界値分析法などの手法を用いる。

     同値分割法
     入力値をグループ分けしてその中の代表値を用いる。
     例:5<A<9(有効な値が6から8の範囲内にある)場合
    無効値クラス有効値クラス無効値クラス
    3,4,56,7,89,10,11
    4710

     限界値分析法
     有効値と無効値の境界にある値を用いてテストをする。
     例: 0<A<10(有効な値が1から9の範囲内にある)場合
    無効値クラス有効値クラス無効値クラス
    -4,-3,-2,-1,01,2,3,4,5,6,7,8,910,11,12,13,14
    01,910

     行っているテストの信頼性を調べるのにはテストの実施時間を横軸に、発見されたエラーの累積数を縦軸にしてグラフを描く。最初は多く、次第に少なくなっていく形の曲線になればよい。これを、信頼度成長曲線(ゴンペルツ曲線)という。

  13. システムの性能評価

  14.  バッチ処理とターンアラウンドタイム
     システムのジョブ(仕事)を渡し、システムはそのジョブを処理した結果を返す。
     処理要求を開始してから、処理結果が返ってくるまでの時間をターンアラウンドタイムという。

     対話型処理と応答時間
     対話型処理とは、ユーザとコンピュータが応答を繰り返しながら処理を進めていく。
     ユーザがシステムの問い合わせ要求を行ってから最初の応答が帰ってくるまでの時間を応答時間(レスポンスタイム)という。

     仕事量とスループット
     コンピュータが単位時間あたりに処理できる仕事量をスループットといい、システム全体の処理能力を示します。
     バッチ処理システムでは単位時間あたりに処理できるジョブの数。
     オンラインシステムでは単位時間あたりに処理できるトランザクション数。
     ベンチマークテスト
     システムごとに同じプログラムを動作させ、その処理時間を測定して得点化することでシステムの性能を測る。
     システムテストの種類
    SPECintCPUの整数演算の処理性能を評価するベンチマーク。
    SPECfpCPUの浮動小数点演算の処理性能を評価するベンチマーク。
    TPCベンチマークデータベースシステムのトランザクション処理の性能を評価するベンチマーク。

     CPUの性能指標
    MIPS1秒間に平均何百万回の命令を実行できるかを示す。
    FLOPS1秒間に実行される浮動小数点演算の回数を示す。
    コマーシャルミックス事務計算用コンピュータの性能指標。
    ギブソンミックス科学技術計算用コンピュータの性能指標。。

  15. システムの稼働率

  16.  MTBF(平均故障間隔)
     システムが故障せずに動作している平均時間。
     MTTR(平均修復時間)
     故障したシステムの修理にかかる平均時間。

     稼働率
    稼働率=全運転時間-故障時間
    全運転時間
    稼働率=MTBF
    MTBF+MTTR

     直列システムの稼働率
     複数のシステムが直列に接続され、A,Bの2つがあった場合、両方稼動することで1つのシステムとして成り立つ。
     どちらか一方がダウンするとシステム全体がダウンする。
        A       B          直列システムの稼働率=A×B
      
    並列システムの稼働率
    複数のシステムを同時に並列して稼動し、どちらか一方が故障してももう一方で稼動を継続できる。
               A                 並列システムの稼働率=1-(1-A)×(1-B)
      
         B     
      

  1. セルの参照

  2.  セルの参照とは、あるセルの値を、ほかのセルから取得して計算に使える機能。計算に使うだけでなくてそのまま表示することもできる。
    AB
    11
    2A1
    3100*A1
    4200*A1
    5300*A1
    AB
    11
    21
    3100
    4200
    5300

    相対アドレス指定
     このセル参照は、計算式を別のセルに複写したときに、参照するセルが相対的に自動的にずれるという特徴がある。
    AB
    11A1*10
    220
    3300
    44000
    550000
    B1をB2〜B5に複写すると行番号がずれる
    AB
    11A1*10
    21A2*10
    3100A3*10
    4200A4*10
    5300A5*10

    絶対アドレス指定
     セルの参照がある計算式を複写しても、参照するセルのアドレスが変わらずに固定されたまま複写されること。  [$]の記号をつけると絶対アドレス指定になる。
     列名(アルファベット)の前につけると列位置が固定され、数字の前につけると行位置が固定されます。
     両方に付けた場合、両方固定され、参照されているセルは変わらなくなります。
    AB
    11A$1*10
    21
    3300
    4$A2*10
    5$A$3*10
    1).B1をB2に複写
    2).A4をB5に複写
    3).A5をB3に複写
    AB
    11A$1*10
    21A$1*10
    3300$A$3*10
    4$A2*10
    5$A$3*10$A3*10

    循環参照
     セル同士がお互いのセルを参照しあうこと。エラーになる。

  3. 表計算ソフトの関数

  4.  関数とは、引数をいれて何らかの処理をして結果を返すもの。
     引数にはセルや数値などが入る。
     合計や平均、最大、最小、条件付個数など種類は様々。
    IF関数
     IF関数は条件を指定して条件の真/負に応じて異なる値を返す。
     使い方はIF(条件,真の値,負の値)。
     例えば、A1が10より多きければB1の値、そうでなければC1の値を返したかったら
     IF(A1>10,B1,C1)
     となる。

    関数の入れ子(ネスト)
     関数の引数に関数を指定して、関数の帰り値をさらに別の関数に渡すことができる。
     IF関数の値の部分にさらに別の条件を指定したIF関数を入れることにより複数の条件で違う値を返すことも可能。

  5. データベースの構成

  6.  データベースとは情報を一定の形式で整理/蓄積して効率的に管理/検索ができるようにしたもの。
     データベースで様々な情報を一元管理することで情報整理がしやすくなる。
    関係データベース(リレーショナルデータベース)
     情報を行と列で構成される2次元の表と複数の表同士の関係でできている。
     1件分のデータをレコードといい、含まれる属性値をフィールドという。
     表の中で、レコードを区別するための項目を主キーといい、これは重複しない。
     また、主キーは複数の表を結びつける働きもする。
    排他制御
     データに不整合が生じないように1つの端末しか同じデータにアクセスできないようにロックする仕組み。

  7. データベースの正規化

  8.  正規化とは、データの重複や矛盾が発生しないように、表を最適化すること。

     非正規形
     伝票やカードのように正規化される前の形式。繰り返しのデータが存在する。
     第一正規化
     繰り返し項目を分割してレコードごとに独立させる。
     第二正規化
     第一正規形から主キーを見つけて、複数の表に分ける。
     主キーとは、表の中でユニーク(独特)の値で、それがあればひとつのレコードを特定できる項目。
     これは重複しない。
    受注No.受注日顧客名顧客コード商品コード商品名
     ↑の場合、「受注No.」が同じなら「受注日」と「顧客コード」、「顧客名」が同じ。また、「商品コード」が同じなら「商品名」が同じ。
     このようにひとつの項目のが決まれば他の項目も自動的に決まることを関数従属という。
     それで、受注に関する項目と、商品に関する項目を分割してみる。
    受注No.受注日顧客コード顧客名
        
    商品コード商品名
     「受注No.」と「商品コード」が主キーになる。
     そしてこの2つの表をつなげるための表がこれになる。
    受注No.商品コード
    第三正規化
     主キー以外に関数従属する項目を分割して独立させる。  上の例ならば顧客コードに顧客名が関数従属しているので受注の表には「顧客コード」だけ載せて、別に「顧客コード」と「顧客名」の対応表を作成する。
    受注No.受注日顧客コード
        
    顧客コード顧客名

  9. 集合演算と関係演算

  10.  集合演算
     同じ構造をもつ2つの表から1つの表を作る操作。
      (A OR B) 2つの表を一つにまとめる。
      (A AND B) 2つの表に共通の行だけを集める。
      (A AND NOT B) 一方の表から他方の行を取り除く。

     関係演算
     条件を指定して表を作る操作。SQLを用いる。
     選択 表の中から、特定の条件を満たす行を取り出す。
     射影 表の中から、特定の条件を満たす列を取り出す。
     結合 複数の表の共通する列を通じて1つの表にまとめる。
     

  11. SQLとデータベースの定義

  12. DBMS
     データベースを管理するソフトウェア。DBMSに指示を与えることでデータベースに対する操作が実行される。
    SQL
     DBMSに指示する際に用いられるデータベース言語。データ定義言語(DDL)とデータ操作言語(DML)に分けられる。
    データ定義言語(DDL)
    CREATE TABLE新しい表を定義する。項目名とデータ型を指定して枠組みを作成。
    CREATE VIEW新しくビューを定義
    GRANTアクセス権を定義
    REVOKEアクセス権の取り消し

    データ操作言語(DML)
    INSERT行の挿入。
    UPDATE内容の更新。
    DELETE行の削除
    SELECT問い合わせてデータを取り出す。

    実表とビュー
     データベース自体を編集することはなく、条件にある行を取り出したり、複数の表を結合した上で欲しい項目と条件にある行を取り出す、といったことを行う。
     もとの表を実表、新しく作られる表をビューという。ビューに必要な項目を表示して、問い合わせやデータの編集を行うことができる。
    実表の定義
     表を新たに作るには「CREATE TABLE」を用いる。
     表を構成する項目名や、データ型、サイズ、制約条件などを記載。
     後データを入れる基盤となるため、よく考慮されたものでないと後々に響いてくる。
    データ型
    CHAR(n) nバイトの固定長文字列。
    VARCHAR(n)最大nバイトの可変長文字列。
    INT4バイトの整数。
    FLOAT浮動小数点。
    DATE日付。
     
    制約条件
    PRIMARY KEY主キーに指定。
    UNIQUE値の重複を許さない。
    DEFAULT空白の場合のデフォルト値。
    CHECK(条件)条件にある値のみ。
    FOREIGN KEY(項目名)
    REFERENCES 参照表名(項目名)
    ほかの表の値を参照。

  13. SQLと問い合わせ

  14. SELECT文
     SQLに問い合わせるときに使う。基本的な書式は次のようになる。
     SELECT 項目名 FROM 表名 WHERE 問い合わせ条件

     (例)社員名簿から「部署」が'開発部'の行を取り出す。(選択)
     SELECT * FROM 社員名簿 WHERE 部署='開発部'

    社員名簿
    社員番号氏名部署
    1001井上治夫営業部
    1002後藤理恵総務部
    1003坂井信夫総務部
    1004志水幸雄営業部
    1005田所由紀開発部
    社員番号氏名部署
    1005田所由紀開発部

     (例)社員名簿から「部署」が'開発部'の「氏名」を取り出す。(射影と選択)
     SELECT 氏名 FROM 社員名簿 WHERE 部署='開発部'

    社員名簿
    社員番号氏名部署
    1001井上治夫営業部
    1002後藤理恵総務部
    1003坂井信夫総務部
    1004志水幸雄営業部
    1005田所由紀開発部
    氏名
    田所由紀

    比較演算子
    項目 = 値等しい
    項目 < 値値より小さい
    項目 > 値値より大きい
    項目 <= 値値以下
    項目 >= 値値以上
    項目 <> 値等しくない

    論理演算子
     複数の条件を組み合わせるときに使う。
    ANDすべての条件を満たす
    ORいずれかの条件を満たす
    AND NOT一方の条件を満たし、もう一方の条件を満たさない
    複数の表の結合
     (例)SELECT 社員名簿.氏名, 部署表.部署名 FROM 社員名簿,部署表 WHERE 社員名簿.部署コード=部署表.部署コード AND 社員名簿.部署コード='003'
    社員名簿
    社員番号氏名部署コード
    1001井上治夫002
    1002後藤理恵001
    1003坂井信夫001
    1004志水幸雄002
    1005田所由紀003
    +
    |
    |
    |
    部署表
    部署コード部署名
    001総務部
    002営業部
    003開発部
    氏名部署名
    田所由紀開発部

    複数の範囲を指定する
     WHERE 項目名 BETWEEN 値1 値2
     項目名の値が値1から値2の間の場合、条件が成立する。

    行を並び替える
     ORDER BY 項目名 [ASC | DESC](昇順(省略可能) | 降順)
     項目名の値で並び替える。カンマで区切って複数の項目をソートキーにすることも可能。
     (例)社員名簿を部署コードの昇順で並び替える
    SELECT * FROM 社員名簿 ORDER BY 部署コード ASC

    社員名簿
    社員番号氏名部署コード
    1001井上治夫002
    1002後藤理恵001
    1003坂井信夫001
    1004志水幸雄002
    1005田所由紀003
    社員名簿
    社員番号氏名部署コード
    1002後藤理恵001
    1003坂井信夫001
    1001井上治夫002
    1004志水幸雄002
    1005田所由紀003

    ワイルドカードを使った条件指定方法
     WHERE 項目名 LIKE '文字列'
    ワイルドカード
    %0字以上の任意の文字列か%め→かめ、かため、かるがめ
    _1字の任意の文字列か_め→かため、かきめ、かしめ

    関数
     SELECT 関数名(項目名) FROM 表名 WHERE 条件
     SELECT 関数名(項目名) AS 任意の項目名 FROM 表名 WHERE 条件
    SUM(項目名)指定した項目の値の合計を求める
    AVG(項目名)指定した項目の値の平均を求める
    MAX(項目名)指定した項目の値の中での最大値を求める
    MIN(項目名)指定した項目の値の中での最小値を求める
    COUNT(*)表の行数を求める


  15. SQLと行の集計

  16. グループごとに集計
     GROUP BY句を用いることで項目ごとにグループ分けして集計することが可能。
     HAVING句を同時に使うことでグループ分けして集計した結果をさらに条件と比較させて絞り込める。
     (例)部署ごとの人数を集計し、部署の人数が1人だけの部署を選択。
     SELECT 部署表.部署名,COUNT(社員名簿.部署コード) AS 所属人数 FROM 社員名簿,部署表 WHERE 社員名簿.部署コード=部署表.部署コード GROUP BY 社員名簿.部署コード HAVING 所属人数 = 1
    社員名簿
    社員番号氏名部署コード
    1001井上治夫002
    1002後藤理恵001
    1003坂井信夫001
    1004志水幸雄002
    1005田所由紀003
    +
    |
    |
    |
    部署表
    部署コード部署名
    001総務部
    002営業部
    003開発部
    部署名所属人数
    総務部2
    営業部2
    開発部1
    部署名所属人数
    開発部1


  17. データベースの障害管理

  18. バックアップファイル
     定期的にデータを別の場所に退避させる。

    ジャーナルファイル
     データベースの情報が更新されたときの記録。更新前ジャーナルと更新後ジャーナルとがある。

    ロールバック
     軽度の障害時に行われる回復処理。障害発生時に行われていたトランザクションをキャンセルするため、更新前ジャーナルをつかって、障害で中断される直前に戻す。

    ロールフォワード
     重度の障害時に行われる回復処理。バックアップファイルを用いてデータを復元し、更新後ジャーナルによって、バックアップ時点から障害直前までのトランザクションを実行していき復旧する。

    データベースの遅延
     長らくデータベースを使い、データの削除/追加/更新を繰り返すと、フラグメンテーションによりデータベースの速度が遅くなることがある。
     その際はデータベースの再編成を行い、速度を戻す。

  1. LANの種類

  2. LANの接続形態
    バス型一本のケーブルにぶら下がる形で接続される。基幹LANに利用される。「10BASE2」「10BASE5」などが使っている。
    リング型リング状に接続される。輻輳に強い。「トークンリング(IEEE802.5)」「FDDI」などが使っている。
    スター型ハブを中心に接続する。追加が用意で低コストでできるので小規模LANで使われる。「10BASE-T」などが使ってる。
    LANのアクセス制御
     CSMA/CD
     LANのケーブル上に信号が流れていないことを確認してデータを送信する。
     同時にデータを送信した場合、衝突が起こるのである時間待機した後再送する。
     端末が増えて衝突が頻繁に起こると速度低下が起こる。
     イーサネットで使用される。

     CSMA/CA
     無線LANで使われ、一定時間通信回路が開いていることを確認してからデータを送信する。
     IEEE802.1で使用されている。

     トークンパッシング
     LANの伝送路上にトークンと呼ばれる信号を巡回させ、トークンを取得した端末がデータを送信できる仕組み。
     端末が増えた場合の遅延はイーサネットよりも低め。
     トークンリングで使用される。
    LANの規格
    イーサネットCMSA/CD方式を利用したLAN。
    トークンリングトークンパッシングを使うLAN。ツイストペアケーブルを利用。
    FDDIトークンパッシングを使うLAN。光ファイバを使う。
    無線LAN電波をケーブル代わりにして伝送する。一般にはCSMA/CA方式の「IEEE802.11」をさす。

  3. イーサネットLAN

  4. 10BASE510Mbps500mバス型同軸
    10BASE1010Mbps185mバス型簡易同軸
    10BASE-T10Mbps100mスター型ツイストペア
    100BASE-TX100Mbps100mスター型ツイストペア

    イーサネットLANの規格名規則
    伝送速度(Mbps)BASE伝送距離
    10BASE2 → テンベーストゥー、10Mbpsでベースバンド方式、伝送距離は185m(約200m)

    伝送速度(Mbps)BASE-ケーブルの種類
    100BASE-TX → ヒャクベースティーエックス、100Mbpsでベースバンド方式、ケーブルはツイストペア

    イーサネットLANの接続形態
    10BASE2
    バス型で、ネットワークインターフェース(NIC)からBNCコネクタで同軸ケーブルに接続する。
    10BASE5
    バス型で、ネットワークインターフェース(NIC)からAUIケーブルとトランシーバで同軸ケーブルで接続する。
    10BASE-T/100BASE-TX
    スター型でハブに各コンピュータをツイストペアケーブルで接続する。

  5. ネットワーク機器

  6. リピータ減衰した電気信号を増幅して中継する。
    ハブ(リピータハブ)集線装置。各コンピュータからのケーブルを一箇所に集める。
    スイッチングハブ集線装置でデータをあて先のMACアドレスを調べて該当する端末にのみ送信する。トラフィックを軽減することができる。
    ブリッジ複数のLANを接続する装置で、あて先のMACアドレスを調べて該当する端末にのみ送信する。遠隔地と接続することができる。
    ルーター複数LANの中継装置でIPアドレスを調べて効率的な経路を選択する。遠隔地と接続し、アクセス制御も可能。
    ゲートウェイ異なるネットワークを相互接続するため、プロトコルやデータを変換する。

    OSI参照モデルでの分類
    アプリケーション層
    プレゼンテーション層
    セッション層
    トランスポート層
    ネットワーク層ルータ。
    データリンク層ブリッジ、スイッチングハブ。
    物理層リピータ、ハブ。
    ハブ同士の接続(カスケード接続)
     スター型LANでハブ同士をケーブルで接続することで接続台数を増やすことができる。
     ポート同士をクロスケーブルでつなぐか、アップリンクポートというカスケード接続用のポート同士ならストレートケーブルで接続できる。
     「Auto MDI/MDI-X」ならすべてのポートでカスケード接続かを自動的に判断できる。

  7. インターネットとTCP/IP

  8.  TCP/IPはインターネットで利用され、LANでも利用されるようになってきている。
    TCP(Transmission Control Protocol)パケットの順序制御や誤り制御
    IP(Internet Protocol)経路の選択。
     プロトコルの階層構造を表すのにはOSI参照モデルが用いられる。
     7つからなる層からなり、送信する際は上位層から下位層へ、受信する際は下位層から上位層へとデータを渡していく。
     同じ層同士で通信を確立すればよく、ほかの層には関与しない。
    アプリケーション層HTTP,FTP,POP3,SMTP,IMAP4,SNMP,TELNET,HTTPS
    プレゼンテーション層
    セッション層
    トランスポート層TCP,UDP
    ネットワーク層IP
    データリンク層
    物理層
    IPアドレス
     インターネットなどのTCP/IPネットワークに接続する際に各コンピューターに割り当てられるアドレス。
     通信を行う相手を特定するために用いられる。32ビットの二進数で、表記は4桁ごとに区切った10進で表す。
    IPv6
     現在のIPv4を拡張してアドレスを128ビットにしたもの。IPv4で生じるIPアドレスの枯渇への対策。
    TCP/IPのアドレスクラス
    クラスネットワーク部ホスト部ノード数
    クラスA8ビット24ビット16,777,214
    クラスB16ビット16ビット65,534
    クラスC24ビット8ビット254
    サブネット
     各アドレスクラスのネットワーク部をさらにサブネットとして分割することも可能。
     ホスト部の先頭のビットをサブネット部として利用することでホスト部を分割できる。

    サブネットマスク
     ネットワーク部(とサブネット部)とホスト部の境界を知るためのもので、ネットワーク部とサブネット部のビットを1にし、ホスト部のビットを0にしたもの。
     このサブネットマスクと実際のIPアドレスのANDを取ることでどのネットワークに所属しているかを調べることができる。


  9. グローバルアドレスとプライベートアドレス

  10. グローバルアドレス
     インターネットに接続しているコンピューターが一意に持つアドレスのこと。
     NICが割り当てや管理を行っている。ISPなどが取得したグローバルアドレスをユーザーに貸与するので一般ユーザーでもインターネットに接続できる。
    プライベートアドレス
     ローカルなネットワーク(LAN)でそれぞれのコンピューターに割り当てられるアドレス。TCP/IPのLAN内ならばグローバルアドレスと同じように扱える。
     しかし、インターネット接続はできないのでNATやIPマスカレードなどのグローバルアドレスに変換する仕組みが必要。
    NAT
     プライベートアドレスとグローバルアドレスを一対一で対応させて変換する。
    IPマスカレード
     1つのグローバルアドレスで複数のプライベートアドレスを変換する。割り当てられたIPがひとつでも複数のコンピューターを同時にインターネットに接続可能。
    DHCP
     各端末に固定のIPアドレスをつけておくのではなく、接続時にあいているアドレスを割り当てる方式。
     管理が楽になる。この働きをするサーバーをDHCPサーバーという。

  11. プロトコル

  12.  データをやり取りする際の送受信手順。様々なものがある。
    WWWのプロトコル
     HTTP
     インターネットのホームページを閲覧する際に用いられる。
     リクエストを受けてそれを提供するWWWサーバーと、受け取って表示するWWWブラウザ間でやり取りが行われる。

     FTP
     ファイル転送プロトコル。ホームページの内容をサーバーにアップロードする際や、ファイル交換、ソフトのダウンロードなどに用いられる。

    インターネット接続用プロトコル
     PPP
     ダイアルアップ接続時に使われる。ユーザ認証機能がある。

     PPPoE
     PPP接続をイーサネットを介して行えるようにしたもの。

    電子メールのプロトコル
     SMTP
     メールがメールサーバーを転々としながら配送されていく際に用いられるプロトコル。

     POP3
     メールサーバーからメールを取り出すプロトコル。

     IMAP4
     届いたメールを選んで受信したり、整理できたりとPOP3よりも高機能だがサーバー、クライアントが対応していないと使えない。


  13. サーバーの役割

  14.  DNSサーバー
     ドメイン名とIPアドレスを変換する。ドメイン名とは「○○○.co.jp」などで表されるインターネット上の住所のようなもの。
     「組織名.組織種別.国名」や、「○○.com」など国名がつかないgTLDなどもある。
     このドメイン名と対応するIPアドレスに変換したり(正引き)、IPアドレスからドメイン名を得る(逆引き)する働きをするのがDNS(Domain Name System)サーバー。

     WWWサーバーとCGI
     静的なHTMLだけでなく動的にページを生成する必要のある際は、データを別のプログラムを起動させて引渡し、そちらで処理をした結果をWWWサーバーが表示する。
     よく使われる言語に「Perl」や「PHP」、「c」などがある。


  15. インターネットの通信機器

  16.  モデム
     電話回線を用いてインターネット接続を行うための装置。
     コンピューターからのデジタル信号をアナログに変換して電話回線に送り、受け取ったアナログデータをデジタル化してパソコンに戻す働きをする。
     シリアルポートに接続するか、拡張ボードの形で内蔵されているものも多い。  現在では数は少なくなっているがまだまだ健在で、手軽に56kbpsのインターネット接続が行える。

     ターミナルアダプタ(TA)
     ISDN回線とパソコンを接続するための機器。回線終端装置のDSUが内蔵されているものも多い。
     また、LANでつながっている複数のパソコンでインターネット接続を共有するためにルーターの機能も併せ持つダイアルアップルーターも存在する。
     ISDN
     電話やFAX,データ通信などをデジタル回線で行うサービス。Bチャネル(64kbps,通信用)を2本とDチャネル(16kbps,制御用)1本を持つ。
     Bチャネルをそれぞれデータ通信と音声通話に分けて両方を同時に使うことや、2本をデータ通信に使って速度を128kbpsで利用することも可。
     ただし、最近では同じようにデータ通信と音声通話を同時に行え、速度も速いADSLの普及によってISDNは少なくなってきた。

     携帯電話とPHS
     携帯電話やPHSを使ってデータ通信を行うこともできる。
    PDC第二世代携帯電話で使われている。速度は9.6kbps〜28.8kbpsと比較的低速。
    PHS簡易型の携帯電話サービスで、速度は32kbps〜128kbps。
    cdma2000第三世代携帯電話。KDDI(au)がサービスを行っており、速度は64kbps〜144kbps。
    W-CDMA第三世代携帯電話。NTTドコモがサービスを行っており、速度は64kbps〜384kbps。

  17. ブロードバンド通信の方式

  18.  ブロードバンドは広域帯のことで、モデムやISDNよりも大容量の通信が可能になる。
     課金方法も定額制で時間を気にせずにインターネットができる。
     CATV
     ケーブルテレビ網を利用したインターネット接続方法。ケーブルモデムという専用の通信機器を介してケーブルテレビとコンピュータを接続する。
     上り・下りの速度は一般に非対称で速度はCATVの事業者によって異なる。

     ADSL
     既存の電話加入回線を使い、データ通信を高速化するDSL技術のひとつ。
     音声通話の周波数よりも高い周波数を利用する。新たなケーブルの敷設が必要ないのでそれほどコストがかからない。
     ADSLは下りを高速化したもので、広く普及している。パソコンと電話回線とを繋ぐにはADSLモデムを用い、スプリッタを利用して音声とデータを分離する。

     光接続
     光ファイバケーブルを利用する。速度は最大で100Mbpsと、高速なインターネット接続が可能。
     光ケーブルとパソコンはメディアコンバータという専用の通信機器で接続する。
     各家庭までに光ファイバケーブルを敷設し、電話、放送、データ通信などトータルに提供する計画をFTTH(Fiver To The Home)という。


  19. Eメール

  20.  Eメールの仕組み
     Eメール(電子メール)はインターネット上のメールサーバーを転々と経由しながら受信者のメールサーバーへと届く。
     受信者がメールサーバーにアクセスして、メールボックスからメールを取り出して読む。
     MIME
     Eメールでは、テキスト情報しか扱えないため、画像や音声は添付ファイルなどと呼ばれ、MIMEという方法でエンコードして送信される。
     現在主流のエンコード方式は[Base64]というもの。受信側のMUA(Mail User Agent:メールソフト)ではそれをデコードして表示する。
     添付ファイルつきのEメールのソースを表示すると、メッセージより下の方に意味不明の文字が並んでいるが、それがバイナリファイルを符号化したもの。
     メールアドレスの表記
     [user@domain] ユーザー名@ドメイン名の形。@(アットマーク)でユーザー名とドメイン名を区切る。
     間違ったアドレスで表示した場合、MAILER-DEAMONから該当するメールアドレスが見つからなかった旨の通知が届く。
     英語で表示されていることが多いので読むのが大変。
     Eメールのサービス
    WebメールメールをWWWブラウザから読み書きできる。外出先などでメールの送受信をしたい場合に便利。
    転送あるメールアドレスにきたメールを他のメールアドレスにも送ること。パソコンにきたメールを携帯に送るなど。
    メーリングリストメールを送ると、所属するメンバー全員に同じ内容のメールが送られ、返信も同様。情報交換に使われる。MLと略す。
     Eメールの悪用
      スパムメール
      広告のメールを無作為に送りつける。いわゆる迷惑メール。ジャンクメールとも言われる。
      チェーンメール
      「不幸の手紙」のように、メールを何人かの人に転送することを求める。「もししないばあいには○○」など脅しや不安をあおる内容がかかれていることが多い。
      ウイルスの情報や人助けなど、一見もっともらしい情報は、TV、新聞、インターネット公式サイトなどで信憑性を確認してから転送したいばあいはする。
      

  21. マークアップ言語

  22.  文書の論理構造や意味構造などを記述する言語。そのために文書の各部にマーク付けを行い、属性を記述する。
     マークアップ言語の種類
    SGMLISOの国際規格に制定された汎用マークアップ言語。
    HTMLホームページを記述するマークアップ言語。
    XML拡張可能マークアップ言語。DTDにより独自のタグを作れる。
    XHTMLXML規格に沿って再設計された次世代のHTML言語。
     マークアップ言語とタグ
     文書をマークアップするための用いる記号。「<タグ名>」であらわし、開始タグと終了タグで囲む。
     <タグ名>要素</タグ名>
     タグは入れ子にすることもできる。しかし、互い違いにすることはできない。
     HTMLの特徴:ハイパーリンク
     HTMLで記述したリンクのことで、様々なホームページにジャンプできる。
     <a href="URL">リンクテキスト</a>
     AはAnchor(アンカー)の略。hrefはHyperREFerence(ハイパーリファレンス)の略。
     CSS
     HTMLで作成されたページの見栄えを定義する。
     文書の内容とレイアウトを分離することでみやすくなったり、変更も容易になる。
     CSSを別ファイルにして、複数のHTMLファイルから参照すれば、CSSを1箇所変更するだけですべてのHTMLページに変更が反映される。
     互換性
     HTMLの仕様を策定しているのはW3Cという団体。
     ただし、ブラウザによってはタグやスタイルシートの解釈が異なり、表示が微妙に違ってくる。

  23. マルチメディアのデータ形式

  24.  現在のパソコンでは画像や動画、音声といったデータを扱うことができるが、それぞれに様々な規格がある。   静止画像の規格の種類
    BMPWindowsで標準で使われるビットマップ形式。圧縮しないため劣化はしないがファイルサイズが大きい。
    GIF256色まで使える可逆圧縮の画像形式。劣化しないので同色での色の面積が多いイラストやロゴに使われる。
    JPEGフルカラーに対応している非可逆圧縮の画像形式。写真を低サイズにするためによく用いられる。
    PNGGIF同様可逆圧縮でありながらフルカラーにも対応。GIFは権利面での制約があるためこれからはPNGが主流になっていくと思われる。
      可逆圧縮と非可逆圧縮
       画像データを圧縮する際に、圧縮したあとに圧縮前の画像に戻せるものを可逆圧縮、できないものを非可逆圧縮という。
       インターネットではファイルサイズを小さくすることが求められるので圧縮は必須だが、圧縮方法の特性を理解して画像に合った圧縮方法を選ぶことが大切。
       全体の色数が少なく、同じ色の面積が多いイラストやロゴの画像は可逆圧縮(GIF,PNG)で、写真やグラデーションのかかったものなど色数が多いものは非可逆圧縮を用いる。
      動画の規格の種類
    モーションJPEGフレームのコマをJPEGを使って圧縮したもの。
    アニメーションGIFフレームのコマをGIFを使って圧縮したもの。Windowsでは拡張子も同じくGIFで扱われる。
    MPEGISOとIECによって標準化されている規格。MPEG1〜MPEG4まで3つの規格がある。
    MPEG1:CD-ROMなどで使用されることを想定
    MPEG2:DVDやデジタル放送で使われる。
    MPEG4:テレビ電話や移動体通信などで使われる。
      音の規格の種類
    WAVE非圧縮のPCM音源。
    MP3PCMデータの圧縮形式。高周波をカットするなどの方法をとり、WAVEの1/10以上の圧縮ができる。
    MIDI電子楽器の接続インタフェース規格、その音データの形式。MIDI音源に内蔵された音を楽譜のデータから読み取って再生する。

  25. ファイルのパス

  26.  WindowsやMac,UnixなどのOSではファイルシステムにディレクトリ構造を採用している。ディレクトリはWindowsやMacではフォルダと呼ばれているものと同じ。
     これはHTMLのURL指定にも使われていて、まずルートディレクトリがありそのしたにディレクトリやファイルがあり、そのディレクトリの中にもディレクトリやファイルを作っていくツリー構造。
     ディレクトリとディレクトリ、ディレクトリとファイルの区切りには「/」や「\」を用いる。
     URLの絶対パスと相対パスについてはHTMLテクニックを参照してください。
      

  1. システムの障害対策

  2.  RAID
      並列して接続したディスク装置に同時にデータを書き込むことで信頼性や速度を向上させること。
      同じデータを複数のディスク装置に書き込むことで冗長性を設ける。
      複数のディスク装置に分散してデータを同時に書き込むことで速度を向上させること。
    RAID0複数のディスクにデータを分割して書き込むことで読み書きの速度を上げる。信頼性の向上にはならない。ストライピング。
    RAID1複数のディスクに同じデータを書き込み、一方が故障しても他方からデータを読み出せるので信頼性が向上する。速度は上がらず、2台ディスクが合っても1台分しか使えない。ミラーリング。
    RAID2データを複数のデータ用ディスクに分割して書き込み、同時に誤り訂正符号(ECC)を複数の修復用ディスクに記録する方式。
    RAID3データを複数のディスクに分割して書き込み、同時に「パリティ」という誤り検出符号をディスクに記録する方式。
    RAID4RADO3とほぼ同じ。
    RAID5複数のディスクにデータとパリティを分散させる方式。N台のディスクに対し、N-1台のデータを記録できる。
      
     UPS
      無停電電源装置といい、突然の停電などの際に代わりに電力を提供する装置。
      ただし、そのまま使うというよりも安全に終了させるまでの時間しか持たない。
     システムの多重化
      システムに障害が起こっても動作を続けて行えるような仕組みをフォールトトレランスといい、これを実現させるためにシステムの多重化を行う。
    コールドスタンバイシステム障害時に、予備システムを起動して代替させる。
    ホットスタンバイ
    システム
    障害時に、起動しているシステムに代替させる。
    デュアルシステム2つのシステムを平行に稼動させて、互いにエラーが出ていないかチェックしながら動かす。
    障害発生時
    フェールセーフ安全性を重視して、必要であればシステムを停止する。
    フェールソフト最小限の機能でも運用を継続する。

  3. バックアップ

  4.  フルバックアップ
      すべてのデータを一度にバックアップすること。
     差分バックアップ
      フルバックアップした時点からの変更部分のみをバックアップする。
     バックアップの管理
      バックアップはシステムの稼動していないときにする必要がある。24時間稼動するシステムの場合は・・・
      バックアップしたメディアは世代管理して複数に分けて厳重に管理する必要あり。
     バックアップメディア
    MO230M〜1.3GB。バックアップが簡単。
    CD-R/RW650M〜700MB。メディアは安いがバックアップに時間がかかり面倒。
    DAT1.3G〜24GB。容量が大きいので業務用。

  5. コンピューターウイルス

  6.  ウイルスの特徴
     
       
    1. 自己伝染機能。
      自身の複製を作って広める。  
    2. 潜伏機能。
      ユーザーに気づかれないよう隠れていて発病のタイミングを待つ。  
    3. 発病機能。
      特定の条件で活動を開始する。  
     のうち、いずれかの特徴をもつ、悪意を持って作られたソフトウェア。
    ファイル感染型アプリケーションソフトなどの実行ファイルに寄生し、実行するたびに活動し、広めていく。
    ブートセクタ感染型コンピューターの起動時に読み込まれる部分に寄生し、コンピューターの起動のたびに活動し、感染していく。
    マクロウイルス文書ファイルにマクロ機能を使って寄生し、ファイルを開いたときに感染する。
    ワーム増殖を繰り返してネットワークやシステムに負荷をかける。DDOS攻撃をする場合もある。
    トロイの木馬有用なプログラムを装って裏でよからぬことを行うプログラム。個人情報を収集するスパイウェアというものもある。
     ワームとトロイの木馬は厳密にはウイルスではないがウイルスとして認知されている。

     ウイルスの広がり方の特徴
      最近はEメールの添付ファイルとしてウイルスが送られてくることが多い。感染したパソコンから、ウイルスが自身の複製を添付ファイルとしてつけたメールを送信しているため。
      添付ファイルを開くときには気をつける。もし不用意に開けて感染した場合、今度は自分のパソコンから自分の名前でウイルスつきメールが送られてしまい、迷惑をかけたり信用を落とす。

      ワクチンソフト(決してウイルスソフトではないので注意。)とよばれる過去に発見されたウイルスを発見し、感染を防止するソフトウェアを導入することは、もはや義務ともいえるかもしれない。
      また、ウイルスは絶えず新種が出てくるので、それに対応するためにパターンファイル(ウイルス定義ファイル)も更新しつづける必要がある。

      また、OSやソフトウェアのセキュリティホールと呼ばれるプログラムの欠陥を巧みに利用するものもある。
      この場合はホームページを見ただけで感染したり、あるいはインターネットに接続しているだけで感染することがある。
      対策としてはこまめにソフトウェアのアップデートを行いセキュリティホールをふさぐことが大切。

     もしウイルスに感染したら
      
        
    1. ネットワークから遮断
      インターネットやLANと接続しているケーブルを抜くのが一番。   
    2. 電源OFF
      メモリに常駐しているウイルスがあるため。   
    3. 外部ディスクから起動
      ブートセクタを読まないように、CDなどを読ませてからOSを立ち上げる。WindowsならCDをいれて起動させ、メニューから「Boot from HardDisk」を選ぶ。
    4. ウイルススキャン
      ワクチンソフトを使ってウイルスの駆除を行う。起動できない場合は別のパソコンからワクチンソフトを作っている会社のサイトに行き、専用の駆除ツールをダウンロードして持ってくる。
    5. 関連部署へ報告
      オフィスで使っている場合は他のパソコンにも感染している場合があるのでそれを伝える。
    6. IPAに報告
      IPAにウイルスによる被害を報告。   
      
      個人や企業がウイルスに感染するのを防ぐ対策や、感染した際の対処方法について「コンピュータウイルス対策基準」(経済産業省告示)がある。


  7. 不正アクセスとその対策

  8.  ネットワークとインターネットを接続していると、外部からネットワークに入り込んで不正利用されることがある。
     それを防ぐための対策は様々なものがある。
     ユーザIDとパスワードの管理
      IDとパスワードを使う方法はネットワークを経由しての本人確認に広く使われている。
      IDとそれに対応するパスワードが合えば本人と認証されてしまうので、パスワードを推測されにくいものにすることが必要。
      
        
    • パスワードは英字、数字、記号を混ぜた意味のない文字列を使う。IDと同じなのは大変危険。フリーメールなどIDが露出するもので、ホームページでメールアドレスを公開している場合、あなたのメールは覗き見られていると思ってよいでしょう。   
    • パスワードの定期的な変更。   
    • IDの発行は最小限にとどめ、不要になったIDは削除。   
     アクセス権の管理
      ユーザーごとにアクセスできるファイルやフォルダを設定して、システムをいじられないようにして不正アクセスを防止する。   UNIX,Linuxではパーミッションと呼ばれるアクセス権の設定をする。オーナー(所有者)、グループ、その他のユーザーの3種類ごとにアクセス権を「読み込み不可」「読み込みのみ可」「書き込み可」「実行可」「すべて可能はフルアクセス」を組み合わせて設定する。   
    アクセス権 読み取り 書き込み 実行 許可なし
    記号 r w x -
         
    数字 4 2 1 0
         
      記号で表す際は横に並べ、数字で表す際は値を足していく。
      フルアクセス・・・[rwx]または[7]
      読み書き可・・・・[rw-]または[6]
      これを、所有者、グループ、その他のユーザーの分だけ作り、つなげる。
      例)所有者はフルアクセス、グループは読み取りと実行、その他のユーザーは許可なし
      rwxr-x----
      750
      詳しくはパーミッション(属性)の設定をご覧ください。(ポップアップ)

     ファイアウォール
      防火壁とも訳され、インターネットと内部ネットワークの接点に設けられて内部と外部を通過するデータを制御する働きがある。
    パケットフィルタリング外部からのデータを選別して、特定のプロトコルやポートあてのものは破棄するなどする。ルーターにも内蔵されている。
    プロキシサーバーインターネットへアクセスするLAN内パソコンの代わりにインターネットへアクセスする。詳しくはこちら

  9. 暗号化技術

  10.  暗号化は、あるルールに沿ってもとの文章を置き換えて、知らない人には解読できるないようにすることです。
     その暗号化するときのルールが、かぎにあたり、暗号化の方法には共通かぎ暗号方式と公開かぎ暗号方式とがあります。
     共通かぎ暗号方式
      1つのかぎを暗号化する人とそれを複合して見る人の双方が持つ方法。
      そのかぎを事前に両者に安全に渡す方法が必要。また、通信する相手の数だけかぎが必要になり、かぎの管理が大変になる。
      共通かぎ暗号方式のアルゴリズムにはDESなどがある。
     公開かぎ暗号方式
      公開かぎと秘密かぎという二つのかぎを使う方式。
      公開かぎで暗号化したメッセージはついになる秘密かぎでしか復号できないことを利用し、送信者が受信者の公開かぎを使い暗号化したものを、受信者は自身の秘密かぎで復号する。
      公開かぎ暗号方式のアルゴリズムにはRSAや楕円曲線暗号などがある。
     SSL
      WWWサーバーとWWWブラウザ間の通信を暗号化して外部に漏れないようにするプロトコル。
      公開かぎ暗号方式を使って共通かぎを受け渡した後は、その共通かぎを使って情報をやり取りする。

  11. デジタル署名

  12.  インターネット上で行う商取引など、偽造されたり改ざんされては困る場面で、その文書の信頼性を上げるために用いる。

     デジタル署名の仕組み
      公開かぎ暗号方式の「秘密かぎで暗号化したものは、対になる公開かぎでしか複合できない」という性質を使う。
      まず、メッセージの平文をハッシュ関数にかけてダイジェストを作成する。
      そしてそのダイジェストを送信者の秘密かぎで暗号化する。これがデジタル署名で、これをもとの平文につけていっしょに送る。
      受信側では、送信者の公開かぎを使ってダイジェストを復号するとともに、送られてきた平分もハッシュ関数にかけてダイジェストを作成する。
      デジタル署名を復号してできたダイジェストと、送られてきた平文をハッシングしてできたダイジェストが一致していれば、改ざんされていないことの証明となる。

     認証局(CA)
      デジタル署名で改ざんを検出しなくても、「公開かぎ」を公開した本人が他人のなりすましでは意味がない。
      そこで、デジタル署名の正当性を証明する第三者機関認証局(CA)を介する。
      CAは送信者から申請があったデジタル署名にデジタル証明書を発行し、送信者はデジタル署名にデジタル証明書をつけて送る。
      受信者はデジタル証明書が有効かどうかCAに問い合わせることで、なりすましを防ぐことができる。

  13. 知的所有権

  14.  著作権
     自分の著作物の利用を独占できる権利。著作物を創作した時点で自動的に発生する。
     著作者人格権は譲渡できないが著作権は譲渡・相続できる。著作権の保護期間は個人の場合著作者の死後50年、法人の場合公表後50年となる。
     映画の著作権は70年と長い。
      著作者人格権
    公表権公表する時期・方法を決定する権利
    氏名表示権氏名を表示する権利
    同一性保持権内容を変更されない権利
      著作権
    複製権複製する権利
    上演権・演奏権上演・演奏する権利
    上映権・頒布権上映・頒布する権利
    公衆送信権送信する権利
    口述権口述する権利
    展示権展示する権利
    貸与権貸与する権利
    翻訳権・翻案権翻訳・翻案・編曲する権利
    二次的著作物の利用に関する原著作者の権利二次的に使用された著作物に対する権利
     著作隣接権
       著作物を公衆へ伝達するのに重要な役割を果たしているものに認められる権利。
       演奏家(演奏者・歌手・俳優など)、CD・レコードなどの製作者、無線および有線の放送事業者に認められている。

     著作物の引用
       引用ならば著作者の許可を得なくても行える。しかし、次の条件を満たしている必要がある。
       ・引用元を明記する。
       ・引用した部分の区別をはっきりさせる。
       ・正当な目的で使う。
       ・同一性を保持し、原文の改変はならない。

     ソフトウェアとデータベースの著作権
      プログラムやデータベースにも著作権は認められる。
      ただし、プログラムとしての表現にのみ著作権は適用されるのでアルゴリズムやアイデアなどが他人に使用されることはある。
      データベースはデータを整理し、検索して扱えるようにしてあるため著作権が適用される。ここの取り出したデータにはない。

     工業所有権
      工業分野で知的所有権を保護するための法的権利。特許庁に出願して、審査・査定をした上で登録される。
    特許権高度な発明などの独自のアイデアを独占的に利用することのできる権利。
    実用新案権特許ほど高度ではないが実用的なアイデアを独占的に利用することのできる権利。
    商標権登録した商標(製品名など)を独占的に使用することのできる権利。
    意匠権製品の意匠(形状、模様、デザイン)などを独占的に利用することのできる権利。

  1. 業務形態と業務の流れ

  2.  組織の形態
      職能別組織
       担当業務の部門を構成単位とした、専門化の原則を重視する構成。
       製造部・営業部などの直接部門(ライン)と総務部、経理部などの間接部門(スタッフ)に分けられる。
       直接部門は企業活動に直接携わり、間接部門は企業活動を支援する。

      事業部制組織
       地域や製品などの分野ごとに分けた事業部で構成される。
       各部は独立採算制をとり、個別に利益責任を負う。
       企業の大規模化によって生じる無駄を無くす目的がある。
       さらに進めたカンパニー制という組織もある。

      プロジェクト組織
       プロジェクトに応じて各部門の専門家を集め、構成される。

      マトリックス組織
       組織のメンバーが、同時に複数の部門やグループに所属する形態。
       事業部制組織と職能別組織をあわせた構成など。

     研修の種類
    オンザジョブトレーニング職場内訓練。職場内で実務につきながら行う教育。OJT。
    オフザジョブトレーニング職場外教育。職場から離れた研修所などで行う。Off-JT。
    ロールプレイング職場に似た状況を設定し、疑似体験を通して行う教育。
    ケーススタディ具体的な事例を研究することで問題の体系化を図る教育方法。
     商取引の流れ
    注文受け付け在庫引当出荷指示ピッキング積載配送納品
      商取引の書類の流れ
    顧客
    見積書発注書注文請所検収書請求書
    販売元
       発注書と注文請書を交わして商取引の契約が成立する。
      電子商取引
       インターネットのネットワークを通じて企業間取引の書類をやり取りする。EC(Electronic Commerce:エレクトリックコマース)とも言う。
       そしてデータ交換を行う仕組みを電子データ交換という。EDI(Electronic Data Interchange)ともいう。
       これにより人件費の削減や迅速な情報交換が可能となる。
    BtoC(B2C)企業 − 消費者
    BtoB(B2B)企業 − 企業
    CtoC(C2C)消費者− 消費者

  3. DFD

  4.   DFD:データフローダイアグラム(Data Flow Diagram)は、データの流れを図に表したもの。
    データフロー。データの流れ。
    プロセス。データの処理。
    ファイル。データを保存するファイル。
    外部(データ源泉/吸収)。外部からのデータの発生源や吸収先。

  5. E-R図

  6.   E-R図(Entity-Relationship)はデータの構造を図に表して関連性を示すもの。リレーショナルデータベースの設計図などに使う。
      分析の対象となるデータを実体(エンティティ)、実体同士の関係を関連(リレーション)という。
    表示のしかたは2種類ある。
    1実体/関連\実体  2実体←→実体
    \  /
      実体と実体の関係には1対1、1対多、多対多の3つの関連がある。実体は複数の属性(アトリビュート)を持つことがある。


  7. アローダイアグラム(PERT図)

  8.  システム開発の日程計画を作成するのに使われる手法。クリティカルパスの求め方が問われる。  図の書き方は、作業を矢印で示し、作業名と所要日数を記入する。そして結合点を○で示す。
    AB
    37
     並行作業を示す場合はダミー作業をいれて分岐させてから再び合流させる。ダミー作業の所要日数は0で点線で示される。
     並行作業への分岐点が過ぎてからしか作業を行えず、合流先でも、本線と分岐した作業両方が終了してから出ないと先へ進むことができない。

     クリティカルパス
      全作業を結んだ経路(パス)で、余裕がないパスのこと。このクリティカルパスで工程全体の所要日数が求まる。
      順に所要日数を足していく。分岐しての並行作業がある場合は時間のかかるほうを足す。

  9. 管理図

  10.  品質や機械の動作などの製造工程の安定性を調べるのに用いる。
     横に上限管理限界線、中心線、下限管理限界線を引き、横軸を日時やサンプル番号、たてに品質のデータをとった折れ線グラフを作成して見る。
     生じる誤差に何らかの傾向が見られたら製造工程に何らかの問題が生じている可能性があるのでグラフから誤差の傾向を読み取る。
     たとえば、管理限界を超えている場合や、上昇/下降傾向がある、限界値付近の多出、一方への偏り、周期性などを読み取る


  11. ヒストグラム

  12.  度数分布図ともいい、データの存在する範囲をいくつかの区間(階級)に分けて各区間でのデータの出現回数を棒グラフで表したもの。
     データの偏りを調べることができる。寸法や重量など一定の品質が求められるものをヒストグラム表示すると、規定の数値が含まれる区間の数値がもっとも高くなる。これが分散していたなら製造品質が悪いということになる。

  13. ABC分析

  14.  データを3つのランクに分けて、重要度によって分析すること。
     たとえば、商品の売上高の比率で、70%を占める商品群をAグループ、Aと合計して90%までの商品をBグループ、それ以外をCグループなどとしてそれぞれに仕入れや販売の方法を考えるという方法がある。
     売上高の高い順に累計値を求めていき、売上高合計の70%を超えるところまでをAグループ、90%を超えるところまでをBグループ、残りをCグループとする。
     パレート図
      各項目の大きい順に棒グラフを書いていき、その累計を示す折れ線グラフを組み合わせる。


  15. データ収集の方法

  16. 資料収集業務に使用している資料を収拾・調査してデータを集める。
    アンケートアンケートを作成して担当者に答えてもらう
    面接調査業務担当者に直接あって話を聞く。インタヴューともいう。
    ブレーンストーミング他人の発言に批判を加えないことを前提にして、自由な発言を求める。
    バズセッション参加者を少数のグループにまとめて、グループ全体で1つの意見を出す。
     ブレーンストーミングのルール
    批判厳禁他人の意見に対して批判・批評は行わない。批判を気にせず自由に発言できる。
    質より量意見は多ければ多いほどよい。そのほうがよいアイデアが含まれる可能性が高くなる。
    自由奔放奇抜な意見も歓迎する。制約がなく、自由な意見の中から新しいアイデアが生まれる。
    結合・便乗他人のアイデアに便乗したり、既出のアイデアを結合することで、新しいアイデアが生まれる。
      「あれも・・これも・・・それも・・・・それから・・・・・・」(質より量)
      「その意見に付け加えて・・・」(結合・便乗)
      「パソコンをやめて手計算に戻ろう!」(自由奔放)
      「何バカなこと言ってるんだ!」(批判厳禁)

     バズセッション
      
        
    1. 参加者を少人数のグループに分ける
        
    2. グループごとにリーダーと記録係を決めさせる
        
    3. テーマについて自由に10分程度意見を交わし討議する。
        
    4. テーマについての見解をまとめさせる
        
    5. リーダーにグループの見解を発表させる
        

  17. データ整理の方法

  18.  KJ法
      メモを整理して新しい発想を導き出す手法のこと。親和図法。やり方は次のとおり。
      1.情報収集
      2.カード作成
      3.グルーピング
      4.見出し作り
      5.図解
      6.文書化
     決定表
      デシジョンテーブルともいう。問題に対して起こりうる複数の条件と、条件に対応する行動を表で表したもの。
      条件表題欄・・・判定すべきすべての条件を記入する。
      条件記入欄・・・条件表題欄の条件に対する判定結果を記入。
      行動表題欄・・・特定の条件が満たされた場合にとる行動をすべて記入。
      行動記入欄・・・条件記入欄に満たされた場合にとる行動の該当欄に「X」マークを記入。
      
    平日勤務YN
    休日勤務NY
    自給\1,000X-
    自給\1,200-X
    この例では、平日勤務の場合、自給が1,000円、休日勤務では自給が1,200円ということになります。
     特性要因図
      業務上問題となっている特性と特性に影響を及ぼす可能性のある要因、さらに影響を及ぼす要因との関係を図示したもの。   その形から魚の骨(FishBone:フィッシュボーン)とも呼ばれる。
      
  19. 確率と組み合わせ

  20.  順列
      ある集合の中からいくつかのものを取り出したときに、何通りの組み合わせがあるかどうか。
      順番も考慮する。
      
    公式
    nPr = n!
    (n-r)!
      5つから2つの順列を求めるには・・・
    5P2 = 5! = 5! = 5x4x3x2x1 = 5x4 = 20通り
    (5-2)!3!3x2x1
     組み合わせ
      順列のように並び順は無視して、何通りの組み合わせがあるかどうかを求める。
    公式
    nCr = n!
    r!(n-r)!
      5つから2つの組み合わせを求めるには・・・
    5C2 = 5! = 5! = 5x4x3x2x1 = 5x2 = 10通り
    2!(5-2)!2!x3!2x1x3x2x1
     確率とは
      1つの試行において、ある事象の起こることが期待される割合。事象は試行による結果。   事象Aの起こる確率
    公式
    P(A) = 事象Aが起こる場合の数
    起こりうるすべての場合の数
     複数の事象が起こる確率
      事象Aまたは事象Bが起こる確率
       P(A) + P(B)
      
      事象Aおよび事象Bが起こる確率
       P(A) × P(B)
      
      事象Aが起こらない確率
       1-P(A)
      
      事象Aおよび事象Bが起こらない確率
       1- P(A) x P(B)


  21. 基礎統計量と相関

  22. データの代表値
    平均データ値の合計を、データ数で割った値。
    メジアンデータを順番に並べたときの中央にある値。偶数の場合は中央にある2つの値の平均。
    モード出現度数を調べたときに最も出現頻度の高い値。
    データのばらつきの指標
    分散個々のデータの平均値との差(偏差)の総和の2乗をデータ数で割った値。
    標準偏差分散の平方根。
    レンジ(範囲)データの最大値と最小値の差。
     正規分布
      平均に近い値ほど数が多く、平均から離れるほど個数は少なくなっていく。
      平均を中心とした左右対称に広がる分布の形を正規分布という。
      正規分布の場合、「平均値±標準偏差」の範囲に約68%,「平均値±標準偏差x2」の範囲に約95%,「平均値±標準偏差x3」の範囲に約99%のデータが含まれる。
     散布図と相関
      2つのデータが相互に関連して変化する場合、両者に相関があるという。
      それを図にするのに散布図が使われる。
      点の傾向が右肩上がりなら正の相関、右下がりの場合を負の相関、どちらでもない場合は無相関という。


  23. グラフの種類

  24.  折れ線グラフ
      データの推移を線で結んであらわすグラフ。時間経過で変化する要素の推移を表す。
     棒グラフ
      データの高さで比較するため、異なる要素の大きさを比較できる。
     積み上げ棒グラフ
      棒を積み上げて、全体と内訳の差異を表せる。
     円グラフ
      円全体を100%として、各要素のパーセンテージを扇形で表す。構成比などに用いる。
     帯グラフ
      帯全体を100%として、各要素のパーセンテージを帯の面積で表す。時間経過による要素の構成比率の推移などを表せる。
     レーダチャート
      中心点から各項目の数値を放射線状に伸ばし、先端を線で結んだもの。バランスを表すことができる。
     散布図
      2つの系列を横軸と縦軸に取り、データを点を打って分布を調べるもの。2つの要素の相関関係がわかる。
     三角グラフ
      正三角形の中に点を打って3つの要素の構成比を見ることができる。
     Zグラフ
      売上高と売上累計、移動合計の3つを折れ線で表す。


  25. オペレーションズリサーチ

  26.  回帰分析
      相関関係にある2組のデータから関係を表す式を求め、xに対応するyの値を予測する方法。
      xとyを散布図で表した場合にy=ax+bのように1次式で表せるなら、回帰直線を使って表すことができる。

     線形計画法(LP法)
      与えられた制約条件の下で、最大の利益、最小の損失を得るために最適な解を求める手法。
      生産計画や流通計画に利用され、グラフやシンプレックス法でもとまる。

     待ち行列理論
      郵便局の窓口業務など、順番にサービスを待つ業務をモデル化する。
      到着の仕方/サービスにかかる時間/窓口の数によって、M/M/1のように表す。

     日程計画法
      期限や資源を元に、計画の達成に必要な日程を求める。「PERT図」などが使われる。

     在庫管理
      在庫量を適切に管理するために、発注量を調整する手法。「定量発注法」や「定期発注法」などが使われる。

     シミュレーション
      仮想上のモデルを使った模擬実験を行い、状況の検証や予想、問題の解決に役立てる実験方法。
      モンテカルロ法は乱数でシミュレーションを行い、平均値から真の値を推定する方法。


  1. 財務諸表

  2. 損借対照表企業の一定時点での財務状態を表し、資産・負債・資本の3つで構成される。バランスシート「B/S」ともいう。
    損益計算書企業の経営成績を表し、収益・費用の発生原因ごとに区分して表示される。略して「P/L」ともいう。
    利益処分計算書一会計期間に企業が得た利益の利用明細を表す。株主配当や役員賞与、次年度への繰越利益などが記載される。
    キャッシュフロー計算書一会計期間における資金の収支(キャッシュフロー)を、事業活動の内容別に集計した計算書です。

     損借対照表
    資産企業の保有する資本と負債の合計。1年以内に現金化される資産を流動資産、長期にわたって使用・運用される資産を固定資産という。
    負債企業が支払いをすべき債務。1年以内に返済すべき債務を流動負債、長期に渡る負債を固定負債という。
    資本企業の資産から負債を差し引いた純資産。資本金や法定準備金、余剰金の合計。

     損益計算書
    売上総利益売上高-売上原価
    営業利益売上総利益-販売費および一般管理費
    経常利益営業利益+営業外利益-営業外費用


  3. 損益分岐点

  4.  売上高からかかった費用を引いたときに損益が0になる点のこと。
     費用は固定費と変動費に分けられる。
     固定費は人件費や減価償却費、建物の賃貸料など企業活動で常に一定額必要になる費用。
     変動費は材料費や運送費など、売上に応じて変動する費用。
    公式
    変動比率 = 変動費
    売上高
    損益分岐点 = 固定費
    1-変動費率


  5. 在庫管理と売上原価

  6.  在庫管理は、企業に必要な資材や製品を適正量に維持していくこと。在庫は多いと費用がかかり、少ないと業務に支障が出るので、適正在庫を保つため感覚や発注量を調整する必要がある。
    定期発注法一定の発注間隔で発注する方式。発注量は在庫量や需要推定量によって決まる。
    定量発注法在庫量が一定の量まで減少すると、一定量を発注する方式。発注間隔は在庫量によって異なります。
    二棚法同容量の棚を2つ用意し、一方の棚の在庫がなくなった時点で、棚1つ分を発注する方式。定量発注法の簡易版。
     在庫評価と売上原価
      棚卸といって、決算時などその時点で保有している資産や商品の在庫量やその評価額を算定する。
      同じ商品であっても仕入れ時の価格が違うので、常に一定で扱うわけにはいかない。
    先入先出法先に仕入れた在庫から出庫していく方式。古い仕入れ分から順に売り上げたとして原価を求める。
    後入先出法後に仕入れた在庫から出庫していく方式。新しい仕入れ分から順に売り上げたとして原価を求める。
    移動平均法仕入れのたびに単価の平均を計算して、原価を調整します。
    個別法在庫の1つ1つの原価を個々に調べます。

  7. 減価償却

  8.  購入した設備や機器などの固定資産は、一般に時間の経過と共に価値が減少していく。
     その価値の減少分を毎年見積もって、その額を費用として計上すること。
     資産を購入したときの金額は費用として扱われず、その資産を運用・消費することで、その分の費用が発生したとみなす。これが減価償却費。
     耐用年数に達した時点で、取得原価の10%の残存価格のみが残る。

     定額法
      減価償却費の金額を毎年等分に配分する方式。
    公式
    減伽償却費 = 取得原価 − 残存価格
    耐用年数

     定率法
      減価償却費をはじめのうちは多く、後になるにつれて少なくなるようにする方法。
      一定の償却率を決めて、前年度の未償却残高(取得原価からそれまでの減価償却費の総額を差し引いたもの)に、償却率をかけて求める。
    公式
    減伽償却費 = 未償却残高 × 償却率

      例)耐用年数n年の減価償却費
      1年目 = 取得原価 × 償却率
      2年目 = (取得原価 − 1年目の減価償却費)× 償却率
      n年目 = (取得原価 − 1年目の減価償却費 - ・・・・ n年目の減価償却費) × 償却率
      
     
  9. 業務委託と労働者派遣法

  10.  人材派遣とは「必要なときに」「必要な専門スタッフを」「必要とされる期間のみ」派遣し、その派遣先企業での業務をサポートすること。
     人材派遣のシステム
     (1)派遣元である人材派遣会社と派遣スタッフとは雇用関係にある。
     (2)派遣会社は派遣スタッフを派遣先企業での労働に従事させる。
     (3)派遣スタッフは派遣先企業の指揮命令の元で労働を行う。
     出向のシステム
      出向は出向元との雇用関係にある、またはあった労働者が、出向先に出向して、そこで雇用関係を結んで労働に従事すること。
      前者を在籍出向、後者を移籍出向という。
     請負のシステム
      労働の結果としての仕事の完成を目的とするもので、注文主と労働者の間に指揮命令関係を生じない。
     派遣先企業にとってのメリット
      即戦力のスタッフを、必要なときに、必要な期間だけ活用できる
      欠員が出た場合に新規に社員を採用するのでは時間がかかる。また、新規事業などうまくいかなければ撤退する計画なので、その期間だけ働いてほしいといったケースなどに対応できる。
      また、派遣スタッフはアルバイトなどと異なり、スキルを備えた専門家のので派遣後直ちに戦力となる。
     派遣スタッフにとってのメリット
      自分の都合に合わせた働き方が可能。
      仕事を生活の中心とするのではなく、自分の生活や、仕事以外の何かを中心に、仕事はあくまでそのための糧を得る手段だととらえる考え方なら自分の働ける期間のみ就労できて、残業なく、勤務地も選ぶことができるのは大きなメリット。
      自分の得意な、あるいは好きな業種を選ぶことができる。
      正社員の場合はどの部署に配属されるかわからず、自分のスキルを活かせない場合がある。
      派遣ならば自分の得意な分野で登録し、自分のスキルを活かして働くことができる。
     アウトソーシング
      情報システムの運用を外部の企業に任せてしまうこと。
      最近は業務アプリケーションをインターネット経由で企業に提供するASPというサービスを提供する業者もある。

  11. 生産と流通のシステム

  12.  生産管理の手法
    MRP「資材所要量計画」の略。製品の生産に必要となるし材料や発注時期を生産計画や在庫情報から予測・決定する生産管理手法。
    material requirement planning
    ERP「企業資源計画」の略。企業の経営資源を最適化するために、製造・販売・物流・会計・人事といったさまざまな業務の情報を統合し、一元的に管理する手法。
    Enterprise Resource Planning
    SCM資材調達→生産→流通→販売といった事業活動やモノの流れを情報システムで統合的に管理し、事業の効率化やコスト削減などを行う管理手法。
    Supply Chain Management
     OEM
      「相手先ブランドによる供給」ともいい、製品を供給先メーカーのブランド名で出荷して、供給先メーカーが自社ブランドで販売すること。

     POSシステム
      「販売時点管理システム」といい、小売店の販売情報を販売時点に集計すること。
      バーコードで読み取って情報を収集し、配送センターに回されて、商品の補充や発注がされる。
     CTI
      コンピューターがPBXと連携して、電話やFAXに対して自動応答したり、最適な着信音に振り分けたりする技術。

2004/5/18 (火)
久々の更新!今日はシスアドの合格発表日でした!結果はなんと合格!いやったぁ〜! 午前試験のスコアは,755 点、午後試験のスコアは,720 点です。だって!この点数、基本情報を上回ってるよ〜。 午前755点は予想外にいいじゃん!うぉっしゃっ〜〜〜!

2004/2/25 (水)
「企業経営」はもっと難しいかも。計算問題だから公式を覚えれば何とかなるのかな?損益分岐点とかわからないって。

2004/2/24 (火)
「業務と業務改善」のところはムズカシィ。演習問題7問足らずの中で3問も間違えてしまった。コンピューターというより経営のところだから、基本情報系の人からすると不得手とするところだと思う。
逆にココをしっかりやれば合格も夢ではないのだからしっかり覚えておこう。

2004/2/23 (月)
確率の問題がでたぁ〜!数学苦手なのにぃ〜。何でこんなの出るんだろう?
メールマガジン、承認されたみたい。人数が集まり次第、発行します。

2004/2/18 (水)
いつのまにか問題集の半分以上やっている。いつの間にやったんだろう。僕もそれには驚くばかり。
メールマガジン発行の申請をまぐまぐに対して行っている。承認されれば発行できるけど・・・どうだろう?

2004/2/14 (土)
あ〜あ、ファイルサイズがとうとう100kB超えてしまった。これじゃあさすがに分割しないとまずいなぁ。
今日やったところはネットワーク、インターネットプロトコル。知っていることばかりだけど、注意しないとわなにはまるかも。気をつけなければ。

2004/2/13 (金) SQL
SQLの説明と例の表を作るのに手間取った。大して書いてないみたいだけど実は結構書いている。今日はLANのところに問題は入ったのに書くのがついていっていない。いつできるかな?
せっかく書いてるからメールマガジンでも発行しようかな?今まで書き溜めたことを少しづつ発行していって、なくなったら終わり、みたいな。

2004/2/11 (水)
データベースかぁ。結構重要なポイント。結構難しいSQL文とか出るんだろうなぁ・・・。SELECTだけ覚えておいてあとのCREATE,UPDATE,DELETEの書式を覚えられないと困る。こちらも出るんだろうか?

2004/2/10 (火)
表計算のところでIF分を使った値の中から最大値を選べという問題で3行あって、2行目と3行目だけに気を取られすぎて2行目と3行目だけで比較をして1行目を忘れていて間違えてしまった。暗算でやろうとするとこういうことが起きるから本番ではしっかり書き込んでやらないと・・・。

2004/2/9 (月) 2単元終了
情報システムの構築支援の項が終わった。
1/3弱終わった。日付も1ヶ月の約1/3の2月9日。
いいペースで進んでいる。2月中にこの本を終わらせよう。
それにしてもこのページのファイルサイズがおおきくなり過ぎないか心配。
現時点で50KBを超えている。Googleがクロールしてくれるサイズの上限ってどのくらいだったカナ?
この分だと200KBは超えそう。お・おもい。ダイアルアップだと実行速度48kbps/sと計算してやく30秒かかる計算。
自分自身ダイアルアップユーザーなんだからもっと気をつけないと。

2004/2/8 (日) 日曜日でも休みなし・・・
コード設計・システム設計・テストケースなんかは以前やったことを結構覚えているものだと思った。
2次元バーコードは結構面白いと思う。携帯に案内パンフなんかに、サイトの紹介のところにあのQRコードが印刷されている。
あれを内蔵カメラで撮影すれば埋め込んであるURLを取得してアクセスできる仕組みだろう・・・。
対応した携帯を持ってないので分からないけど・・・。数字の7,000桁以上、漢字で1,800字ってかなりの情報量だなぁ・・・。元号容姿4枚と半分の文章をあの四角いますに埋め込める。
QRコード作成ソフトみたいのってあるのかな?

2004/2/5 (木)
第1章が終わった。パソコンの基礎的なことだから計算問題以外は多分できる気がする。
問題はこれからだ。
ちょっとカラーリングにこっている。文字コードのところの表のグラデーション、きれいじゃない?

2004/2/4 (水) 願書を書いた日(または掲示板を付けた日)
郵便局の締め切りが金曜日なので明日と明後日までしかない。
願書を出し忘れて受けられなくなったなんてこんなページを作っておいてまでそんなことになったら困るから。
ま、いつも書いていて思うのは住所、何回書けば良いんだろう?数えたら(数えるほどじゃない?)4ヶ所あった。
ちょっとうんざりしてきて最後の方は雑になったかも。
明日、忘れないように出してこなきゃ。
あと、掲示板設置しました。あなたの掲示板です。ぜひぜひご活用くださいね。

2004/2/3 (火)
1-5までをやってみたけど結構簡単だなぁというのがその感想。
パソコンのハードの基本的なこと、というのもあるだろうけどあまり深くまで突っ込んでないなという気がする。
DRAMのところを見ても「リフレッシュが必要」という説明はないしSRAMも「フリップフロップ回路」の文字はない。
スワッピングにしてもLIFO,FIFOなんかのだしいれする順番も昔はやったもんなぁ。
この問題集のレベルが低いのかなと思ってテキストの方を見たけどそこまで詳しい内容は出てきてないので安心。
このぐらいだったら受かりそう!ってまだ5ページしかやってないのに考えるのは早計だね。

2004/2/2 (月) 夢だった・・・
昼寝をしたら、今日がシスアドの試験日ということに気がついて、まったく勉強をしていない私は、急いで問題演習をこなして焦る、という夢を見てしまった。
ちょっと焦った。おきてからカレンダーを確認して後2ヶ月ちょっとあることを確認しましたよ。これでちょっと勉強やる気になったかな?

2004/01/29 問題集買ったぞ〜!
2月にはいったら本格的に勉強をはじめるための問題集を購入しました。
オススメにも載せたけどインプレスの「徹底攻略 初級システムアドミニストレータ試験」にした。コンピューターを扱ってる電気屋に買いに行ったのだけど、以前はあったはずの本のコーナーが見当たらない。店員さんに聞いてみると「すみません。おわってしまいました」だって。
仕方ないから大型書店の矢島屋に行った。そこそこパソコン関係の本は置いてあるけど初級シスアドの問題集となるとなかなかない。僕は1テーマごとに演習問題が25〜30問ぐらいズラーと並んでいて、解答・解説は最後のページに載っているタイプのが使い慣れてる(基本情報・セキュアド・ソフトウェアの時に使用)のでそういうのを探したけどなかった。2,3問やってすぐ答え、1問ごとに答えと解説というのが非常に多い。同じページにあったら答え見ちゃうと思うんだけど・・・。
その中でも解説がしっかりしていて使いやすそうなインプレスの問題集にした。問題数がちょっと少ないのですべてを網羅するというわけにはいかなそう。満点を狙ってる人にはまず向かない。
僕もちょっとそんなことを考えていたので買ってから間違えたことに気がついたけど、目標は800満点中700点以上ということに設定しようっと。

オススメ徹底攻略 初級システムアドミニストレータ試験

インプレス
\1,980
小分類ごとに2問の例題があり、続いてそれについての説明ページがあります。小分類が終わって大分類の区切りになると演習問題が5問ぐらいのっています。演習問題の数はさほど多くないのでバリバリ解きたい方には向きませんが、厳選された問題なので効率的に解くことができます。
例えば「ネットワーク技術」という大分類に含まれる小分類は「LANの種類」「イーサネット方LAN」「ネットワーク機器」「インターネットとTCP/IP」「グローバルアドレスとプライベートアドレス」「インターネットのプロトコル」「サーバの役割」「インターネットの通信機器」「ブロードバンド通信の方式」「電子メール」「マークアップ言語とHTML」「マルチメディアのデータ形式」「ファイルのパス」に分けられています。
テキスト問題集過去問用語辞典その他
日本経済新聞社       
技術評論社       
オーム社      
エクスメディア     
秀和システム     
東京リーガルマインド     
アイテック     
新星出版社     
アスキー     
1週間で分かる初級シスアド 集中ゼミ【午前編】2004年版 人気サイトと連動したテキスト 情報処理技術者試験日本経済新聞社
1週間で分かる初級シスアド 集中ゼミ【午後編】2004年版 人気サイトと連動したテキスト 情報処理技術者試験日本経済新聞社
よく出るよく分かる 初級シスアド問題集 2004春 特別ふろく 重点マスターできる!新傾向問題48問 情報処理技術者試験 日本経済新聞社
初級シスアド徹底研究〈2004春〉 情報処理技術者試験日本経済新聞社
さくさく初級シスアド合格マスター 2004年版 1テーマ15分でわかる日本経済新聞社
出る順初級シスアド 合格テキスト 出る順情報処理シリーズ 東京リーガルマインド
初級シスアド合格教本〈平成16年度春期〉 情報処理技術者試験技術評論社
初級シスアドパーフェクトラーニング過去問題集〈平成16年度春期〉―情報処理技術者試験 情報処理技術者試験技術評論社
情報処理技術者試験 初級シスアド 午前午後短期速攻問題集〈平成16年度〉―テーマ別・頻出問題400 情報処理技術者試験技術評論社
イメージ&クレバー方式でよくわかる栢木先生の初級シスアド教室〈平成16年度版〉 技術評論社
初級シスアド過去問スーパー攻略〈2004春〉 Shuwa SuperBook Series 秀和システム
初級シスアド完全合格教本〈2004年度版〉 情報処理技術者試験新星出版社
初級シスアド対策問題集〈平成16年度春期〉ローカス
初級シスアド午後問題の重点対策 2004 (2004) 情報処理技術者試験対策書アイテック
初級シスアド予想問題集〈2004春〉 情報処理技術者試験対策書アイテック情報処理技術者教育センター
初級シスアド標準教科書〈2004年版〉 なるほどナットク!オーム社
初級シスアド標準問題集〈2004年版〉 なるほどナットク!オーム社
初級シスアド完全解答〈2004年版〉 なるほどナットク! オーム社
シスアド合格用語事典〈2002/2003年版〉 なるほどナットク!オーム社
完全合格 初級シスアド 対策テキスト&問題集 2004年版アスキー
超図解資格シリーズ 初級シスアド用語事典 超図解資格シリーズエクスメディア
超図解資格 初級シスアド試験完全対策〈平成16年度春期版〉 超図解資格シリーズエクスメディア
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